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THE 有頂天ホテル のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 THE 有頂天ホテル
製作国
上映時間136分
劇場公開日 2006-01-14
ジャンルドラマ,コメディ
レビュー情報
オープニングで何かをインスパイアしたようなアバンティのAのシンボルマークを見た瞬間に徹底的にパロディに徹する三谷監督の意気込みを感じた。西洋が舞台であれば聖なるクリスマスの一夜なんでしょうが、日本が舞台となれば日本人にとって特別な一番長い夜は大晦日、みんな何か悩みを抱え生きている、そんな煩悩はカウントダウンと共に捨て去って新たな気持ちでスタートってのがいいです。ホテルの中のみの出来事という密室性、新年を迎えるまでの時限性、三谷流グランドホテルは細かいことを気にする間もなく次々起こる事件の数々、事件の数だけ笑わせられ、豪華なキャスト陣がみんな大真面目にやってるバカバカしさは最高。画面の中ではセンターだけでなく、隅のほうでもみんな何かをしており、何かが起きており、笑いのタネが転がっているので気が抜けません。最後は何故か幸せな気分になってしまう大団円、この強引な魔力、病み付きになりそうです。”赤い洗面器”が出てこなかった事が唯一不満。
亜流派 十五郎さん [映画館(字幕)] 9点(2006-01-16 16:21:19)
その他情報
作品のレビュー数 229件
作品の平均点 5.81点
作品の点数分布
020.87%
141.75%
2104.37%
3177.42%
4219.17%
53816.59%
64620.09%
74218.34%
83414.85%
9114.80%
1041.75%
作品の標準偏差 2.03
このレビューの偏差値 57.78
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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