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元祖オタク系監督も人の親ともなると、なんとハートウォーミングでヒューマンな映画を撮るんでしょう。父と息子関係が夢から現実、何時しか憧れから反発へ変わる。夢のある人生なんて誰でも憧れるんでしょうが、大人になるに従い、現実の前に夢から醒めて生きていく。人生をいかに有意義に楽しく送るか?全ては自分自身、いかにシナリオを描き、演出するか。大きな尾ビレ背ビレを付けたホラ話をしても、ウソをついていないからこれほど愛されるんでしょうね。世知辛い世の中だからこそ、彼のようなユーモアやエスプリの効いた話のできる大人に憧れます。小エピソードの羅列で少々ダレ気味に感じる部分もあるが、ラストはなんだか嬉しく、幸せな気分で涙を流しました。
【亜流派 十五郎】さん 8点(2004-05-17 21:23:02)(良:2票)
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