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《ネタバレ》 いきなりのライオンキングもどきから、賞味期限微妙なおばちゃんフラ軍団、ゆうたろうのジャイアント・ブランデー・グラスと続く濃い目のくすぐりで掴みは十分。これだけでぐっと引き込まれました。
「下妻物語」のロングホーン・リーゼントも素敵でしたが、今作の阿部サダヲさん、とっても素敵。ちょっと恋したかも(嘘だよん♪)。 原作は舞台モノだったのかな?でも映画にして正解ですね。寄り引きや場面切り替えやCG合成でこんなにファンタジックになるんだもの。 キャストも役所・國村・上川・妻夫木と、SinCityにも似てゴージャス。みんな舞台風のハイテンションモードだから、土屋アンナさんがちょっと霞んじゃってますね。小池さんは付いてってるようなのに…なんか惜しい。アヤカさんの屈託無さも良かっただけに、ああ惜しい。土屋さんにはもう一皮剥けて欲しいなっと思いました。 全体としては、えーっと、この監督さんは映画でも舞台でもコミックでもない「何物か」を目指してるような気がしました。それが何なのかわかんないんですけど、これからもこの方の作品を追っかけていきたいなって思いました。 【ごりちんです】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-03-25 19:15:33)
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