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《ネタバレ》 まず、オープニングの映像センスはなかなか良かったです。色使いが現代的でスマートな印象を受ける映画です。そして、エリザベス・ハーレーの美貌に魅了される映画でもあります。まあ、これも美的センスの一部ですかね。自分がエリオットだったら、永遠の若さをハーレー悪魔と一緒に手に入れ二人でずっと幸せに暮らしていきたいと願うのになあと見ていてずっと思っていました。それだけ、ハーレー悪魔は魅力的です。ハーレー悪魔は仕事のつらさをもらしたり、エリオットの慰めで泣いたり、エリオットの良くなることを心から望んだり、エリオットに好きよと言ったり、悪魔的な部分以外にかなりかわいい部分を持っていて、ほんとかわいい悪魔さんでした。ああ、ハーレー悪魔と幸せになりたい…、あっ、すいません、下らないことばかり言って(汁)。黒人の神様が言っていた、”自分の心を開いて妙なこだわりを捨てれば何とかなる”というお言葉は、世の煩悩を持つすべての人々に伝えたい、大変素晴らしい一言だと思いました。自分というものに囚われすぎず、周りの世界を素直に受け入れていくことの大切さを伝えた言葉で、色気のあるコメディーを期待していた不届き者の私には不意打ちでありまして、別に不意打ちだからというわけではないのですが、なるほどと感心させられてしまいました。ハーレー悪魔の言った”善と悪は背中合わせ”という一言も先の言葉の裏返しですね。自分の考え方次第で人生は如何様にもなるってことか…。予想外に充実した内容で、本当に良い映画でした。
【ooo-oooo-o】さん 2点(2004-06-26 16:49:43)
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