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顔のない天使 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 顔のない天使
製作国
上映時間115分
劇場公開日 1993-12-18
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
今までメル・ギブソンに関心をもったことは全くなかったけれど、この映画での演技に圧倒されてからは一番気になる俳優に。「教師の資格を失っても私は教師なんだ」と言い放ったシーンかっちょいい~^^ あの少年もナマイキな口調とは裏腹のはかなげさや、心がどこかへ飛んでいってしまう姿が抱きしめたいほど愛おしい。教える、そして学ぶということは、本来紙の上に書かれたものを丸暗記するだけの薄っぺらいものではなく、「気づく」「推察する」「体感する」「ひらめく」といった体験から生まれるものこそホンモノなんだと再認識する映画でもある。受験のためだけに覚えたものなどは数ヶ月もすれば薄れてしまうけど、体と心に刻まれた教えは決して消えない。あんな先生に出会いたかった。異父姉妹との確執もデリケートなものをはらんでいて、姉が家を出る少年に最後に見せる表情がいい。
Reiさん 9点(2003-09-04 14:18:33)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 70件
作品の平均点 7.10点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
222.86%
300.00%
422.86%
568.57%
61115.71%
71825.71%
82130.00%
957.14%
1057.14%
作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 57.06
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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