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黒蜥蜴(1968) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 黒蜥蜴(1968)
製作国
上映時間86分
劇場公開日 1968-08-14
ジャンルミステリー,ロマンス,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ビアズリーのサロメの絵と、照明・陰影・サイケな色彩と、グロテスクな小道具がとても効果的に使われていて印象的。40年近く前の映画なのにこの上なくゴスいです。お嬢様役の若き日の松岡さんがめちゃ可愛いです。なによりも美輪明宏(当時:丸山明宏)様が凄い。凄すぎる。日本映画でこれほどまでゴージャスな演出がサマになる人がいただろうか。劇的なクサクサなセリフもイヤミなく「これは美輪様だからこそサマになる/ていうか美輪様じゃないと言えないよ」と感服。この雰囲気、存在感。これを見た後には、巷にはびこるセレブ気取りファッションや某姉妹なんぞがいかにチープに思えてしまうことか。そしてあの文豪@三島”春の雪”由紀夫センセイが・・・!なんつう出番やと爆笑。そして次の瞬間、ある意味歴史的とも言える場面があって思わず息を呑む。ああ、もう無条件降伏。美輪様をもっと好きになること請け合い。(最近の金髪頭は気に入らんけど。)
ろせってぃさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-19 00:31:17)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 7.56点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.26
このレビューの偏差値 52.81
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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