Menu
 > 作品
 > ヒ行
 > 昼下りの情事
 > かんたーたさんのレビュー
昼下りの情事 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 昼下りの情事
製作国
上映時間130分
劇場公開日 1957-08-15
ジャンルラブストーリー,コメディ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 テーマは不貞だけど、これっぽっちも嫌らしさを感じさせない。それにしても実際この二人の年齢はどれくらい離れているのでしょうかね、ゲイリー・クーパーは役柄上ちょっと歳を取りすぎじゃない?なんて思いつつも、プレイボーイかつ嫉妬に狂う男を好演。ビリー・ワイルダーは相変わらず小道具の使い方の上手さが冴える!あのチェロケースは「デスペラード」の原型でしょうか?(笑)、しっかりとワインボトルをせしめる楽団メンバーにも大笑い。結局この映画には憎めるキャラクターがいないんですよねぇ、探偵の父親は勿論のこと、フラナガンを殺しに来たXおじさんも端役でオードリーに振り回される学生君も良い味出しています。バンバンお仕置きされちゃう子犬はちょっと可哀想だったかな。ラストは優しく「愛してるよ、アリアーヌ」とでも言ってくれるのかと思っていたら、まさかそのまま抱き上げて連れて行っちゃうなんて…。全く先のことを考えていないその場限りのハッピーエンド、こんなにも期待を裏切られたロマンスは「カイロの紫のバラ」以来!それでも個人的には「アパートの鍵貸します」に次いで最も好きなワイルダーのラブストーリーです。
かんたーたさん 9点(2004-09-19 19:34:52)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 78件
作品の平均点 6.92点
作品の点数分布
011.28%
100.00%
211.28%
300.00%
456.41%
51012.82%
61215.38%
71721.79%
81519.23%
91316.67%
1045.13%
作品の標準偏差 1.87
このレビューの偏差値 55.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
昼下りの情事のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS