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《ネタバレ》 オープニングの美しい宇宙の映像、そして嵐の中でのジャイアント登場シーンから早くも物語に惹き込まれてしまいました。差し詰め「E.T.」+「ドラえもん のび太と鉄人兵団」という印象ですが、ジャイアントの滑らかなCG、躍動感溢れる映像と、これぞまさしくアニメーションの醍醐味!クライマックスの暴走シーンも迫力が有り、またジャイアントの恐ろしさも感じた。時代設定が米ソの冷戦期間というのも心憎く、最後までジャイアントの正体が明かされないのも良いです。ただ惜しむべくは本作がブラッド・バードによるオリジナルストーリーではないということ、これさえクリアしていれば完璧だったのですが…。とは言えそんなことを補っても余りある程の魅力がこの作品にはあるし、後にピクサー社で「Mr.インクレディブル」なんかを撮ることを考えればやはり彼は偉大なのでしょう。日本の大量に氾濫したロボットアニメに抵抗を感じる自分にとっては、これは新鮮な衝撃を受けました。
【かんたーた】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2006-01-22 11:06:25)
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