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心にズシッとした重みが乗っかかってくる。原作とは多少テイストの異なる映画になったが、そこはさすがスパイク・リーの骨太な演出を見せてくれる。刑務所収監を明日に迫られた主人公、最後の24時間がただ淡々と過ぎていく…。荒涼としたニューヨークの街並みがより一層刹那感を際立たせる。結局は主人公の自業自得でしかないが、これからも自分はモンティとは違い愛する人と一緒に夜を過ごすことが出来るという喜び、そして主人公の決して避けては通れない過酷な運命を痛感した。相変わらずエドワード・ノートンのカメレオン演技には脱帽、個人的にはまたもやフィリップ・シーモア・ホフマンが冴えない駄目男を熱演していたように思う。
【かんたーた】さん 9点(2004-09-14 21:25:45)(良:1票)
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