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映画を作ることの難しさを痛感した映画。(このコメントをした時点で)実はまだ「羊たちの沈黙」にコメントしていないのですが、私の中では圧倒的な存在として100%10点満点な映画なのです。(ちなみに「羊~」はまだ当分の間コメントしません)。前作がそれくらい思い入れているので、今回はどうしても「今一つの感」がします。最大の不満はレクター博士の独特のカリスマ性がかなり薄らいでしまった事。クラリスがジョディーじゃなくなった事は思いの他不満ではなかったのですが、やはりジョデイーが演じていればどうなっていたのか?ここの「if」がどうしても抜けない。ムーアーの演技は素晴らしかったのですが、あのシリーズはやはりクラリスはジョディーなのだと「改めて確信」してしまった。小説もよみましたが、映画ではあのストーリで限界でしょう。あれ以上は「ただの詰めこみ過ぎ」になってしまい、だらだらとした「長時間映画」にならなかっただけましです。そういう意味でも配役をよく考え、ストーリーも吟味に吟味を重ね、映画としてとても計算されて丁寧に作ったのに、それでも不満に感じざるを得ない。冒頭に述べたように映画を作ることの難しさを「製作者側」で感じて、むしろご苦労様であったと伝えてあげたい気分。それでも厳しく「5点」しかあげられません
【はむじん】さん 5点(2002-12-18 17:22:20)
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