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まず大問題なのが、稲垣クンの演技力。みなさんおっしゃる通り、役所広司との差がありすぎです。彼でなかったらもう少し面白くなってたかも。ある意味もっと大問題なのが、リアリティがないこと。今まで一度も笑ったことのない堅物の検閲官が、生まれて初めて大ウケしたのがあれですか。ああいうしらじらしさって、映画では超シラけません?「ラヂオの時間」では、舞台劇っぽさが三谷映画の味だと思ったけど、これは映画にしない方が良かったと思う。映画にするならあの喜劇の台本をもっと面白くしてくれなきゃ。
【あやりん】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-09 22:11:00)
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