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男はつらいよ 寅次郎物語 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 男はつらいよ 寅次郎物語
製作国
上映時間101分
劇場公開日 1987-12-26
ジャンルドラマ,コメディ,シリーズもの,TVの映画化,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 マドンナは秋吉久美子。

前作に続き、後期の傑作。このころになると、寅さんというのは作品の主人公というよりも、ひとつの「舞台装置」と言ってもいい存在となる。その舞台で、秋吉久美子や五月みどりの息子たち登場人物が何か心暖かいものを得て、人として快復していくのである。

最後の満男と寅さんの会話。満男「おじさん、人間ってさ」 寅さん「人間?人間どうした?」 満男「人間は何のために生きているのかな?」 寅さん「うん、まぁ、難しいこと聞くなぁ。えー、何ていうかな、ほら、あぁ生まれてきてよかったなぁって思うことが何べんかあるじゃない。ね、その為に人間生きているんじゃないのか?」 満男「ふ~ん」(納得したようなしていないような微妙な表情) 寅さん「そのうちお前にもそういう時が来るよ。うん?まぁ、がんばれ、な!」(と満男の肩をポンと叩き、一人駅に向かう悠然とした後姿) その後のシーンで寅さんが「人間は何のために生きているのか」と仲間の一人に尤もらしく問うという、いつもの受け売りパターンがあり、ついに満男からもパクるのかと。でも、いいシーンだなぁ。
onomichiさん [DVD(邦画)] 9点(2012-04-29 23:38:20)
その他情報
作品のレビュー数 22件
作品の平均点 6.86点
作品の点数分布
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6836.36%
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829.09%
929.09%
1014.55%
作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 63.59
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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