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男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1983-12-28
ジャンルドラマ,コメディ,シリーズもの,TVの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 マドンナは竹下景子。

彼女は清楚で可憐で、、、と言えば吉永小百合に近いイメージだけど、博のセリフを借りれば、「美しさの中に知性を秘めたとでも言いますか」、、、で、やっぱりお嫁さんにしたいタイプ。内容もシリーズ中で人気のある作品だけあって、見応え十分。

やはり最後の柴又駅のシーンが素晴らしい。竹下景子が寅さんの袖を掴み、その顔を潤んだ瞳でじっと見る。その視線に答えられない寅さん。これはシリーズ最高のラブシーンではないかと僕は思う。別れの後に「・・・という御粗末さ」とつぶやく寅さんのドテラの後姿が寂しい。あと10年若かったらなぁと。そんなラブシーンの始まりを予感してすっと脇に引くさくらの所作も彼女の複雑な感情が見え隠れしてなんとも言えない味がある。

初期の頃とは違う落ち着いたとらやの雰囲気も良し。下條正巳のおいちゃんはあまり人気がないのだけど、でしゃばらない味わいはそれはそれで良し。
onomichiさん [DVD(邦画)] 10点(2012-04-29 23:26:15)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 33件
作品の平均点 7.91点
作品の点数分布
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413.03%
513.03%
6515.15%
7515.15%
8824.24%
9721.21%
10618.18%
作品の標準偏差 1.56
このレビューの偏差値 58.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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