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リボルバー(1988) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リボルバー(1988)
製作国
上映時間115分
劇場公開日 1988-10-22
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
佐藤正午の同名小説の映画化作品。これは映画を先に観た(のが良かったかな)。わりと雰囲気のある作品だったと思う。柄本明と尾美としのりのコンビはなかなか味があって、スリリングな展開中にも妙に間の抜けた空間を創り出し、事件に知らず知らずに関わっていく過程においても彼らの日常性には全く変化がないことによって、事件そのものを相対化してしまう。それは突然やってきて、すぐに去っていくのである。事件を柄本・尾美コンビの横において見てみると、事件そのものすら間の抜けた喜劇のように思えてくる。この辺りは原作と同様の展開だが、ある意味で確信的な物語のずらしであり、事件と傍観者の関係を実に正確に捉えた作品であると思う。ただ、如何せん、全体的に力が抜けすぎたきらいが無きにしもあらず、それは原作の味なのか、藤田監督が永遠に捉えられた「やりきれなさ」の終着なのか。確かに藤田敏八氏の最後の監督映画作品でもあるか。<あ~ん、先にレビューされてしまったw。哀しい。。。←冗談ですw>
onomichiさん 8点(2004-06-19 11:14:31)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 7.62点
作品の点数分布
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5225.00%
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7112.50%
8337.50%
900.00%
10225.00%
作品の標準偏差 1.80
このレビューの偏差値 51.16
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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