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《ネタバレ》 なかなか、時間がなくて行けなかったんですがやっと見ました。まあ、予想どうりでしたね。キャスト的には永作は、昔は可愛かったけど見る影もなく疲れきったイメージがあっていますね。薫役の井上真央は、さりげない物言いに、今までの軽い役柄ではない重さがありました。マロンさん千草役の小池栄子は暗い過去を引きずりながら何とかして自分を明るい自立した女と認めてもらおうとやってきたとこがいいですねー。
さて、この原作ですがテレビ、映画と映像化されたわけですが原作とは皆、ちがっていますね。 特にラストシーンですが、原作では岡山のフェリー乗り場で待合室のいすに座って、前に薫るがいても存在にきずくことなく別れてしまいます。 テレビでは薫であることに気付き追いかけて遠くから名前を呼ぶが逆光で薫るには誰が呼んでいるのかも解らず別れてしまう。 さあ、この次、映画ではいよいよ、名のり会うのかと思ったら。やはりそんなわけなかったですね。写真館の現像で浮き出てくる希和子と薫の写真を見せ、過去の記憶を呼び返すとこ。こまかいですね。そのあと号泣しながら、おなかの子が好きになった!!という場面いいですよ。不幸な事件から二人の母親を持った薫、しかし間違いなく自分を二人とも愛してくれた。今度は自分が間違いなく生まれる子に愛を与えていく番だと誓って終わりますね。エンドロールにかかる中島美嘉のDEARが心にしみました。 【としべい】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-06-12 21:34:55)
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