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ドア・イン・ザ・フロア のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ドア・イン・ザ・フロア
製作国
上映時間111分
劇場公開日 2005-10-22
ジャンルドラマ,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
子ども二人を事故で亡くして以来関係が破綻し、別居をはじめた作家夫婦のもとに、作家見習いの学生がやってきて、それぞれの間を往復するというお話。いくらでも暗くなれるような状況に、性格的にも半分破綻した作家がまきちらす揉め事が続く中、いかにもアーヴィングらしい毒のきいたユーモアがぎりぎりのところで希望を残します。途中にちりばめられた微妙な複線をひとつひとつ丁寧に(しかも想像を超えるかたちで)回収していく技は、只者ではありません。例によって長い長い長編小説を、上手に一つのお話として映画にまとめきった脚本が実に素晴らしく、また監督の要求をおそらく超える水準でリアルに演じた役者陣も言うことありません。アーヴィングの映画化作品としてはこれまでで最良のものではないでしょうか。
小原一馬さん [地上波(字幕)] 10点(2008-09-01 17:43:13)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 5.93点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.02
このレビューの偏差値 60.01
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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