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ぼくの神さま のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ぼくの神さま
製作国米,ポーランド
上映時間98分
ジャンルドラマ,戦争もの,犯罪もの
レビュー情報
見ていてもう、だんだん胸が苦しくなってきました。戦争の犠牲者は戦争を始める人達ではなく、一般の市民、特に子供達という辛い事実。命乞いをする人たちを、遊興の道具として弄ぶナチス。自らの意思でポーランド人なのにガス室行きの列車に乗る幼いトロ。ナチの目の前で自らの命を守るために同胞のユダヤ人からの略奪を強いられるロメック。重層的に一気に向かうラストは見ているのが本当に辛かったです。神父(勿論この神父も酷い目に遭っているが)は神を説くが子供達の周りには神の救いは全くなく、苛酷な現実がこれでもかこれでもかと押し寄せるのみ。面白い映画ではないでしょうが、優秀映画協会推薦的な多くの人に見てもらいたい良い映画だと思います。
大木眠魚さん 8点(2003-06-13 02:14:53)
その他情報
作品のレビュー数 51件
作品の平均点 6.45点
作品の点数分布
011.96%
111.96%
223.92%
311.96%
459.80%
5815.69%
6713.73%
7815.69%
8611.76%
959.80%
10713.73%
作品の標準偏差 2.46
このレビューの偏差値 52.56
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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