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映画鑑賞後、原作を読みました。描かれるエピソードの多くが佐藤愛子先生の体験なんですね。90歳で気力も衰えリタイヤしてみたけれど、書きたいことが見つかると活力を取り戻していく過程がつぶさに分かりました。作品内、佐藤先生の活動と並ぶもう一つの軸が編集者・吉川の家庭問題の行く末です。こちらの結論次第で作品自体の評価が変わってしまうなと個人的に感じていましたが、あの結論で良かったと思います。吉川の奥さんが序盤に登場したあの人だったというのは、ちょっとした驚きでした。
【次郎丸三郎】さん [映画館(邦画)] 8点(2024-07-13 16:06:04)
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