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《ネタバレ》 最初に一くんの頭を電車が走り抜けるところで一気につかまれてしまいました。なんだかわからない人たちが、ほのぼのとした空気の中でなんとなくちょっとずつつながっていくのが楽しめました。家族という重くなりがちな題材をサラッと描いていたのがなんとも気持ちがいいですね。我集院達也がおじいちゃん役という違和感もこういうタッチなら全く抵抗なく受け入れられてしまいました。おそらく冒頭のシーンで「こういう映画だよ」っていう提示を監督がきちんとしてくれたからではないかなあと私は思います。「自然体」演技(台詞の言い方を可能な限り日常に近付けてあったことなど)が全体にうまくいってて好感が持てたのですが、正直若干鼻につくところも…。しかしいい映画なのでそのへんは忘れることにします。石井監督はしょーもないことを思いっきりやってくれるから私も好きです。
【クリロ】さん [地上波(字幕)] 8点(2005-10-28 22:43:25)
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