| 作品情報
レビュー情報
現地人の虐殺は何のために描かれたのだろう。戦争におけるリアリズムを追求した結果なら納得もするが、アメリカ軍兵士の内輪もめが主題であり戦争の悲惨さを訴えた映画ではない。終始アメリカ兵中心に描かれ、自国向けの映画の香りがぷんぷんする。もし、ただの材料として虐殺が描かれたのだとしたらオリバー・ストーンは戦争映画を軽く見過ぎている。嫌悪感を抱きやすい場面を軽々しく使うべきではない。この映画の場合、エンターテイメントと割り切ってみる分にはいいが、戦争に対して明確なテーマを持った映画とは言いがたい。
【ゆたKING】さん 4点(2003-03-15 20:21:56)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |