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知名度こそ低いが、多くの人に見てもらいたい映画。涙なしに見られないし、娘役のペギー・アン・ガーナーなんて取り上げられないのがおかしいほどの名演技を見せてくれる。それとなんと言っても、下町情緒溢れるブルックリンの町並み、そこに住んでいる味わい深い人達が作品に深みを与えている。近年ではヨーロッパ映画にお株を奪われている分野だが、今作においては遜色がない。展開こそハリウッド的で大味ではあるが、メインは人情物語といえる。現実を直視する母親と夢想家で気楽に生きている父親、この板挟みに悩むフランシーがじつに丁寧に描かれている。自分の手元に置いておきたい、そう思わせる作品だ。
【ゆたKING】さん 10点(2003-05-10 00:10:14)
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