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常に緊張感が緩まず、最後まで突っ走るスリルの良さは認めます。主演2人の(特にジェイミー・フォックス)演技も非常に良かった。マイケル・マン監督が描くロサンゼルスの夜の描写も秀逸。随所に散りばめた伏線の使い方もとても巧かった。誉めるべきところはそれなりに多かったんですが、そうでないところも。まずトム・クルーズ演じるヴィンセントが「本当にプロの殺し屋なのか?」と小1時間問い詰めたいぐらい軽率な行動ばかり。路地でチンピラ撃ち殺すところも銃にサイレンサーも付けずに普通にバンバン撃ったり、殺し方がターミネーター並に目立ちすぎるやり方ばかり(特にクラブでの大銃撃戦)終盤で自分が投げたイスでズッコケる等、多少間抜け(?)な面も含めて「あんたはいっつもこんなやり方でやってきたのか?」とまた小1時間問い詰m(略)マックスも最後の標的が分かったとたん一気に正義の味方に早代わりで(そりゃ標的が標的だからだと思うが)ヴィンセントと徹底交戦には少し違和感が。おとり捜査までしてた警察も劇中では殆ど役立たず。マイナス要素も多少ありますが俺を最後まで楽しませてくれたことは紛れも無く事実であり8点にします。
【エージェント スミス】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-04-04 09:49:23)
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