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千代子の思い出話の中に、現実の取材スタッフが入り込むという発想は最高。序盤で絵描きを匿う少女時代の話までは、千代子も可愛いし、実際にあったエピソードだから面白い(この話全部が千代子の妄想という可能性も残るが…)。しかし、その後、現実の話と映画の話がごっちゃになってくる辺りから様子がおかしくなってくる。整合性のない同じような話の繰り返しに飽き飽きしてくる。しかもラストのあのセリフ。あれですべてが台無しに。「自己陶酔しまくっているからこそ女優なのだ」、ということを言いたいのかも知れないが…。結局、人間の人生なんて、映画のワンシーンのようなものってこと?少女時代の千代子ちゃんに+1点。
【FSS】さん 5点(2003-10-29 19:28:04)
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