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ファイナル・デスティネーション のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ファイナル・デスティネーション
製作国
上映時間98分
劇場公開日 2001-01-20
ジャンルドラマ,ホラー,サスペンス,シリーズもの,ミステリー,オカルト映画
レビュー情報
 何だか、M.パレかなんかが主演のB級アクションに、無理やり邦題を取って付けたようなタイトルだが、実は新感覚のホラームービーだったのだ。ゾンビや怪物、あるいは殺人鬼ではなく、定められた運命によってもたらされる死の恐怖、というのは今まであまりなかった、と思う。断言はできないが。名作「天国の階段」など、死ぬはずの人間が生き残ってしまって・・・というのは過去にもあるが、それをホラーに仕上げたアイデアは素晴らしい。別に、神や天使、あるいは悪魔が出てくるわけでもなく、予知だ死神だという割には、映像もストーリーもほぼ完全に素面。運命の定めであっても、あくまで現実に襲いかかる死の恐怖にどう立ち向かうのか、といった点のみが描かれていて、息もつかせぬハラハラドキドキの展開がとても楽しい。学園青春ホラーといった趣は、「13日の金曜日」というよりは、どちらかと言えば「スクリーム」の影響でしょうね、やっぱり。 殺し方が凝っていて感心する。特に先生は可哀想だった。あそこまでやると、恐怖を通り越して大爆笑だが、ホラーにユーモアはつきもの。その一方で、何の前触れもなく、女の子(名前は忘れた)がバスに吹っ飛ばされてしまったのには、ショックで開いた口が塞がらなかった。意外と飽きずに、最後まで一気に観れる。ホラー映画の由緒正しき伝統を受け継いだエンディングも笑える。あそこまで派手なのは珍しい。こうして書いていると、大爆笑だとか、笑えるだとか、何だかコメディのレヴューのようだが、あくまでこの作品はホラーです。あしからず。
わいえすさん 8点(2002-12-15 03:01:51)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 255件
作品の平均点 6.78点
作品の点数分布
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362.35%
4103.92%
52610.20%
66023.53%
78031.37%
84216.47%
9249.41%
1072.75%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 55.75
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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