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ザ・シューター/極大射程 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ザ・シューター/極大射程
製作国
上映時間124分
劇場公開日 2007-06-01
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 タイトルとポスターは満点。しかし極大射程と言いつつも、主人公が実際にそのようなスナイプに挑むわけでもない。スナイプの細かい描写があるのは最初だけで、後半はセガール並みにサクサクと、実にあっさりと敵をスナイプしていく。そういう点でのカタルシスはあるが、キメの一発をビシッと決めるような緊迫感はあまりない。でもこの方がリアルなのかな?本来地味で陰気なスナイパーと派手なアクションヒーローというのは、相反するものだと思うのだが、マークはもうやりたい放題に両立させている。良くも悪くも70年代ノワール・アクションと、80年代ヒーロー・アクションの雰囲気が半々といったところだろうか。でもやっぱりセガールに一番近いと思う。このテのアクションは好きなので、結構楽しめた。裁判とか真実をどうのこうと言わずに、あっさりと殺っちゃうところも嫌いではない。FBI長官のセリフがいいですね。しかし悪役が、「お代官様」「お主もワルよのう」レベルなのが興ざめである。テンポとスピード感はあるが、この設定ならもう少し重厚なポリティカル・サスペンスにもできたはずである。監督は元々こういう軽いというか、微妙に抜けてるセンスなので仕方ないか。
わいえすさん [映画館(字幕)] 6点(2007-08-07 12:06:33)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 97件
作品の平均点 6.34点
作品の点数分布
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322.06%
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63435.05%
73131.96%
81212.37%
911.03%
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作品の標準偏差 1.10
このレビューの偏差値 47.20
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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