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ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part 1 ノワール編 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part 1 ノワール編
製作国
上映時間114分
劇場公開日 2009-11-07
ジャンルアクション,ドラマ,刑務所もの,シリーズもの,犯罪もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 ジャック・メスリーヌ。フランスでは有名らしいが、私はゴルゴ13で名前だけ知っている程度でした。本作は実にハードでガッツのあるクライム・ノワールであり、アルジェリアの亡霊に苛まれ、革命思想が吹き荒れた70年代のフランスを描いた社会派映画でもある。OASはフレデリック・フォーサイス原作「ジャッカルの日」でも有名ですが、同時代を描いている。戦時中の残虐行為が、彼をあらぬ方向へ導いたと示唆されているわけだが、ここまで凄まじい暴走ぶりだと、動機も心理も全く理解の範疇を越えている。劇中でも、裕福な家庭に育ち、威厳のない父親というところまでは描写されているのだが、果たしてそれだけで、どうしてああいう人間が出来上がるものか、どうにもわからない。この辺はボニー&クライドでも、誰でも似たようなものなのだが。暴走と言えば、カッセルがブルース・スプリングスティーンに見えて、気になって仕方がなかった。あとたまにジョン・レノン。あれは意識しているのか。刑務所襲撃のカオスっぷりが最高。ジェラール・ドパルディって、パンフ見るまでわからなかったな。バイオレンスのカタルシス。
わいえすさん [映画館(字幕)] 9点(2009-12-11 01:24:46)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 7.80点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 55.56
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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