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砂漠の鬼将軍 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 砂漠の鬼将軍
製作国
上映時間89分
劇場公開日 1952-07-08
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,伝記もの
レビュー情報
《ネタバレ》 冒頭の英軍コマンド隊による暗殺未遂事件(近代戦はヤクザの出入りではないのでこの種の行為は一般に禁じ手とされており山本の事件でも論議になった)のときには偶然にもロンメルは不在でした。映画は捕虜になった英軍将校の回想の形でロンメル像を追っていて派手な戦闘シーンもなく何故彼がここまで急速に頭角を顕したのかの説明には不満が残ります。実際には彼自身の素質ばかりでなくWWI以来のドイツ陸軍の将校を押さえ込むためにヒトラーが意図的に抜擢した面が大きく,それが彼の悩みの大きな部分だったのだと思います。偶々発生した負傷事件から戦死として処理されたのもヒトラーが自ら作成した偶像を壊すわけにはいかなかったからで,映画は最後の何年間かだけを順を追って描いています。ジェームス・メイスンは後の「ブルー・マックス」でもドイツの将軍を演じていますがイメージが似合っているからでしょうか。
たいほうさん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-01 08:03:36)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 6.56点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.83
このレビューの偏差値 56.43
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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