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《ネタバレ》 この映画は当時の某参議員議員がかつて戦闘機飛行隊を指揮した松山の航空隊をモデルにしたものですが、当然ながらかなりの脚色と誇張があるのは仕方ありません。それでも開戦から2年以上が経過していながら零戦(当然ながら司令はレイ戦と言っている)以降でやっと米国に対して数量的なことは別にしても性能上での格差を少なくした新鋭戦闘機紫電改を揃えた松山戦闘機部隊は呉軍港に対する米軍艦載機の攻撃にまともに太刀打ちできた数少ない例となりました。(他の戦闘機隊は全く相手にならなかった。)実際にはその戦果は意図的に大幅に誇張されたものだったと言われています。結局はこの部隊の戦果もそれが全てで戦局には影響をほとんど与えてはいません。勿論特攻を主張する大勢へ反対して正論を述べての組織化は評価されます。大和とかの部分はフィクションですが、最後の艦隊を本土の目の前でも護衛してやれなかった無念さは伝わってきます。公開時には某発毛剤とタイアップしての宣伝が笑わせました。
【たいほう】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-04-11 16:13:15)
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