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《ネタバレ》 作り込みが非常に素晴らしい映画。実話を元にしている作品でアフリカのソマリアで米軍のレインジャー部隊とデルタフォースの作戦中に同軍のヘリが現地の民兵に撃墜され、乗務員の救出のために向かった部隊が民兵に包囲され、泥沼の市街戦となっていく・・・というのが話のあらすじ。ストーリーの三分の二が戦闘シーンで、それが淡々と続くので盛り上がりに欠けるし、「おもしろい作品」ではない。けれども、逆にそれが戦闘のリアルさを引き立てている。この作品は映画として楽しむのではなく、「ソマリアでこういう戦いがあった」ことを描いたドキュメンタリー作品でしょう。それとこの映画を見た人で「ソマリア兵死にすぎ」だとか「米兵死ななさすぎ」、「米兵19名とソマリア民兵1000人なんて割に合わない」などと書かれる人が多いが、民兵というのはその名の通り、民間人が銃を持っているに過ぎないので戦闘能力は米兵、特に精鋭のレンジャー・デルタの合同部隊と比べて装備・技量共にはるかに劣る。それと、この映画は実際に起きた事を描いた作品であるということを忘れずに・・・。
【フレッチャー】さん 10点(2003-09-13 22:53:24)(良:1票)
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