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愛と哀しみのボレロ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 愛と哀しみのボレロ
製作国
上映時間184分
ジャンルドラマ,戦争もの,音楽もの
レビュー情報
 突き上げてくるような感情を覚えたのは、シモン(フォリー・ベルジュエールのピアニスト)とアンヌ(同・ヴァイオリニスト)の二人の軌跡.シモンはアンヌの目前でガス室に入れられて処刑されるが、アンヌのほんとうの哀しみは、彼女が収容所を出た後にシモンの安否を問われて、「シモン?」とつぶやいて微笑むところで、観る側に痛いほど伝わる.人は極限の哀しみの中では、決して泣けないのだと.ストーリーが同時進行するし、一人二役を演っているので、1回観ただけでは構造上の理解がむずかしいかもしれないが、音楽が洗練されている上、バレエの神髄(ジョルジュ・ドンの踊るボレロ)も観られるので、味わい深いと思う.ルルーシュ渾身の作品.
シャリファさん 9点(2001-11-02 10:21:05)
その他情報
作品のレビュー数 41件
作品の平均点 7.39点
作品の点数分布
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1049.76%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 55.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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