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列車に乗った男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 列車に乗った男
製作国仏,独,英,スイス
ジャンルドラマ
レビュー情報
男はたぶん一生大人になれない生き物なのかもしれない。俺は結婚してないが、もし結婚したら嫁さんとか親とか子供とかにつつかれて、仕方なく大人の振りをしていくような気がする。だからルコントの描く世界観が非常に良くわかる。このロシュフォール演じるマネスキエは髪結いの亭主のアントワーヌもそうだったが、「永遠の子供」なのである。寂しがりやで自分の殻から抜け出せない彼がミランのおかげで少しずつ勇気を出してゆく。今回の愛ではなく友情という題材はとても新鮮だった。2人が自分にないものをお互いに憧れるシーンは見ていて楽しいが、殺し屋ルコントのためらいがこの映画を最後にあやふやにしてしまった感じがする。ルコント自身はこの新しい試みに多いに満足しているみたいだが、俺はいつもの「死→手紙」のパターンのほうが好きだ。だがやはりフランス映画は良い。シューベルトのOpus142も良かった。
デヘデヘさん 7点(2004-07-01 12:17:14)
その他情報
作品のレビュー数 30件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.61
このレビューの偏差値 53.85
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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