Menu
 > 作品
 > エ行
 > エデンの東(1955)
 > 黒猫クロマティさんのレビュー
エデンの東(1955) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 エデンの東(1955)
製作国
上映時間115分
劇場公開日 1955-10-14
ジャンルドラマ,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
ジェイムス・ディーンの魅力が遺憾なく発揮された青春映画らしい青春映画であり、アメリカ映画らしいアメリカ映画。音楽も良いし、一見の価値はあると思います。原作ではキャルの父親の話が大半で、彼は自分の父親が軍のお金を盗んで財を成したと疑っており、そのことに罪悪感を抱き続けています。「自分は泥棒の子孫であり罪人なのだ!」というワケです。キャルが「自分は娼婦の息子であり、自分がひねくれてしまっているのは母親の血が流れているからなのだ!」と悩むのと同じなのです。しかし最後には人がどのような人生を選ぶかは、だれのせいでもなく自分なのだという結論に達するという、実に示唆深い素晴らしい話です。私にとっては聖書の中でカインはアベルを殺してしまったが、その前に神はカインに選択の余地を与えたのだと言う新しい解釈が目からウロコでした。映画にはその辺が表現されてないのが残念です。
黒猫クロマティさん 6点(2002-08-28 18:14:25)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 110件
作品の平均点 7.25点
作品の点数分布
000.00%
110.91%
200.00%
310.91%
465.45%
51110.00%
61715.45%
72320.91%
81917.27%
92018.18%
101210.91%
作品の標準偏差 1.83
このレビューの偏差値 46.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
エデンの東(1955)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS