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銀座化粧 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 銀座化粧
製作国
上映時間87分
劇場公開日 1951-04-14
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 友人の「心の恋人」堀雄二にピンチヒッターとして銀座を案内する田中絹代。おいおい、ヤバイよそりゃ。女は友情よか愛情よ、男をとられちゃうよ。なんて思いながら見ていたら、結局は横から出てきた香川京子にかっさらわれた。ハハハ・・。彼女の方が若くてキレイだもんね、リアルな現実だわ(黒猫40才の現実)。でも田中絹代は今まで自分が生きてきた人生に対する自信があるから、これから先も真っ直ぐ前を見て歩いて行けるんだろうなって思わせる。戦後を乗り越えて復興して行く銀座の活気と、一方でバーにやってくる物売りや流しといったまだまだ古い時代を感じさせる人々。シングルマザーとして生きてて「ちゃんと男を見定めないとダメよ」と口癖のように言いつつ「これぞという男には全身でぶつからなきゃ」と、いざとなったら可愛い女田中絹代(子供との約束もすっぽかし・笑)。そんな時代と女の凛としたエネルギッシュさにこちらの背筋も伸びる作品でした。
黒猫クロマティさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-08 14:01:07)(笑:3票)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.00
このレビューの偏差値 55.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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