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オープニングロールから部屋探しのシーンに切り替わる出だしが、この映画への期待感を高める。更に、引越してきた初日の晩に賊が侵入し、それに気づいた母メグ(J・フォスター)が娘サラを伴って緊急避難用室『パニックルーム』に逃げ込むまでの緊張感は抜群の出来。しかし、その後がダレるダレる。多くの人が触れている通り、犯人3人組がストーリーが進むに連れて「抜け作」であることを晒して行く展開はやはり失敗ではないだろうか。犯人達に感情移入して行くに従って緊張感が薄れていく。「密室サスペンス」と謳っている映画としては非常に残念な展開だったと思う。4階建ての豪邸を縦横無尽に駆け巡る絶妙のカメラワークは「流石」と思わせるだけに、惜しいと感じましたね。
【バルデラマ】さん 5点(2003-10-08 23:57:24)
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