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戦争の犬たち(1980・アメリカ) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 戦争の犬たち(1980・アメリカ)
製作国
上映時間119分
ジャンルアクション,サスペンス,戦争もの,小説の映画化
レビュー情報
原作に比べるとかなり大味になっているといわざるを得ない。現地調査や資材の調達の過程も不十分と感じた。まぁ、あの長編小説を映画にまとめるには、致し方ないとも思われるが、それなら原作に無い現地でのテレビクルーや女との絡み、拷問、また前妻とのやり取りは全くの無駄で是非カットして欲しかったシーンである。フォーサイスの作品(特に初期)には女性がほとんど出てこない。悪魔の選択のワレンチーナが唯一の例外である。映画にした場合、そういう訳にはいかないのは分かるが、折角のフォーサイスの世界観が半減したように思える。最後にもう一つ、この『戦争の犬たち』という作品は、フォーサイスが『ジャッカルの日』の印税を全てぶち込んで、オジュク将軍(ビアフラ軍の元司令官)とイボ族に赤道ギニアを与えるために革命を起こそうとした実話(途中で発覚し頓挫)の小説化と言われている。どうせなら、シャノンが用意する新しい大統領はオジュク、船の名前はアルバトロスにして欲しかった。
pony-boyさん 5点(2004-01-11 14:24:44)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 5.74点
作品の点数分布
015.26%
100.00%
215.26%
300.00%
4210.53%
5421.05%
6421.05%
7210.53%
8421.05%
915.26%
1000.00%
作品の標準偏差 2.17
このレビューの偏差値 48.44
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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