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ロゼッタ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ロゼッタ
製作国ベルギー,仏
上映時間93分
劇場公開日 2000-04-08
ジャンルドラマ
レビュー情報
池に溺れておっかさんに助けを叫ぶ。来ない。彼女も、まとわりつく男が溺れているのを冷淡に黙過しようとする。これは男の暗いリアリズム(合理)であっても、女の子の情意(不合理)ではない。女の性の崩壊であるとおもう。が、本当は分からない。おれは女じゃないから。腹痛(生理痛)、これも制作者の男たちにそんなこと分かるのかな。おっかさんが泥酔して戸外で倒れている。それを抱えて家の中に連れて行くのが救われる。彼女の世界は母子関係だけである。母がいかに崩れていても侮蔑しない。が、その後に無表情に結論をだす。死である。さんざん苦労して得た収入の道を「仕事やめます」と電話する。それの道具ガス ボンベイを交換に行く。絶望の淵で、敵である男にそっとやさしくされる。最後のあの泣く表情は圧巻である。おっかさんは男型でしかありえない社会への不適応で酒に逃れる、その娘ロゼッタは両性具有になった。現代欧米の「解放」された女の惨劇である、ということでこの映画は印象ぶかい。
トリルさん 8点(2003-10-02 10:20:40)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 6.04点
作品の点数分布
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227.14%
327.14%
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6621.43%
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8725.00%
913.57%
1013.57%
作品の標準偏差 2.08
このレビューの偏差値 54.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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