Menu
 > 作品
 > ウ行
 > 宇宙刑事ギャバン THE MOVIE
 > ロカホリさんのレビュー
宇宙刑事ギャバン THE MOVIE のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 宇宙刑事ギャバン THE MOVIE
製作国
上映時間82分
劇場公開日 2012-10-20
ジャンルアクション,SF,シリーズもの,刑事もの,特撮もの,TVの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 『海賊戦隊ゴーカイジャーvs宇宙刑事ギャバン』の興行収入は知りませんが、作品内容と復活のギャバン(大葉健二)に心が踊ったのはファンだけじゃなく関係者も同様だったようですね。新たな金脈を探し当てた、と思ったんでしょう。 さすがの『大葉健二』も57歳ともなり、次代に引き継ぐ年代になっているのは理解できる。でもね、『ゴーカイジャーvsギャバン』は『大葉健二』が演じ、敬意を払った丁寧な内容だったからファンにも受け入れられたんですよね。ファンにとっては、いつまでも『ギャバン=大葉健二』なワケなんですよ。今作は新たな宇宙刑事ならまだしも、『二代目ギャバン』ってのがもう間違いですね。ファン心理を完全に無視してます。100歩譲って二代目がアリとしても、今回のこの映画版は陳腐な三角関係をグダグダと描きつつ、流行ってるのか知りませんが口調が乱暴で滑舌が悪く見た目も柄が悪い華の無い主人公とパートナーで、「これがギャバンか…」とガッカリした人も多いんじゃないでしょうか。まぁ主役の石垣佑磨は打撃系格闘技が得意というだけあって殺陣の動きは良く動きも俊敏なんですが脚本が致命的に酷いですね。 初登場なのに主人公の魅力を描くこともできず、知らない人たちの安っぽい恋愛ドラマを延々と見せられ、終盤の戦闘もぶつ切りダイジェスト風。音楽もセンスのないアレンジになっててカタルシスも感じなかった。新人刑事見習いで成長物語風でもありますが、いかんせん全てにおいて中途半端。無駄にアレコレ詰め込まず普通に爽快なヒーロー映画を撮ればいいのにね。 大葉健二が出てくるとグッと引き締まりますが登場場面が少なく、変身前はどこのエグザイル?と思ったシャリバン+シャイダーは供え物程度で出す必要性が感じられなかった。せっかくの単独映画がこの内容で非常に残念。OPでテンション上がりまくった『ゴーカイジャーvsギャバン』とは雲泥の差ですね。関係者は猛省すべき。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 3点(2012-10-25 23:12:10)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 2.67点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
2133.33%
3266.67%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.47
このレビューの偏差値 65.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
宇宙刑事ギャバン THE MOVIEのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS