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KANO 1931海の向こうの甲子園 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 KANO 1931海の向こうの甲子園
製作国台湾
上映時間185分
劇場公開日 2015-01-24
ジャンルドラマ,スポーツもの,スポコンもの,青春もの,歴史もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 史実については全く知りませんでした。日本統治時代の台湾が舞台とはいえ、全編にわたってほぼ日本語で作られているというのは驚きましたね。当時の街並みや風景、出てくる人々の所作振る舞いなど、本当の日本人以上に日本精神を持った人が多かったという当時の台湾らしさが出ていてとても良かった。台湾で野球経験者をオーディションして選び、そこから演技指導をして喋った事のない日本語のセリフも覚えなければならないというのは物凄く労力のいることだったと思う。たどたどしくも頑張って覚えたと思われる面々は、ひたむきさがあり野球命の田舎の野球少年の顔をしていて、見ていて微笑ましい気持ちになりました。日本人、漢人、台湾原住民という混成チームを率いた近藤兵太郎監督役の永瀬正敏は、民族に関係なく分け隔てなく接して威厳のある古風な日本人然としていて抜群の配役だったと思います。台湾に功績のある八田與一の史実もからめ、『黄金の稲穂』という締めはとても清々しかったな。素晴らしい作品をありがとう台湾。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 9点(2015-01-30 01:34:22)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 24件
作品の平均点 6.92点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.61
このレビューの偏差値 58.09
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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