Menu
 > 作品
 > ア行
 > アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
 > ロカホリさんのレビュー
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
製作国
上映時間156分
劇場公開日 2018-04-27
ジャンルアクション,SF,ファンタジー,シリーズもの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 MCU10年18作品に及んだ集大成の前編。OPマーベルロゴで救難信号から冒頭のシーンは「コイツはヤバい」感がスゴかった。足元に生き絶え絶えで転がっているのがソー、突っ込んできたハルクを難なく捌き圧倒し、策士ロキも赤子の手を捻るように殺す。いままでチラ見せしかしてこなかったサノスの最強っぷりが即座に理解できた。多くのヒーローたちが絡み支え合い強敵サノスに挑むワケですが、全編に渡り演出や構成が非常に上手くバランス良く出来ている。今作のすぐ前の話「ナグナロク(バトルロイヤル)」でムジョルニアは破壊され、親は死に、片目を潰されるソー。さらに今回自分は半殺しで救ったはずのアスガルド民やロキとヘイムダルが殺されたりと冒頭から散々な目にあっていたのに、ガモーラとのやりとりでプチ嫉妬したクイルと不幸自慢合戦をしだすわ、そのガモーラとクイルがイチャイチャしていたのをひっそりとドラッグスが見ていたり、社長とストレンジは会って直ぐに罵り合いをしたり、ハルクバスターを装着してウキウキのバナーを鬱陶しそうな冷淡な目で見るオコエとそれぞれの性格通りな掛け合いが面白かった。絶望的な物語なのにこういうユーモアを適度に配置させる巧さはさすがマーベルだった。ピーター・ディンクレイジを巨人にしてたのもセンスが良かったですね。 ナノマシンを駆使した新アーマーのアイアンマンはさらに洗練され頼もしくはなったけど、無骨さやメカっぽさが無くなって何でもありになってたのがイマイチだった。ただそのサノスに追い詰められスーツが徐々に剥がれ悲壮感が漂いながらも抗っているシーンはカッコ良かったな。未来を見て来たストレンジの「1つだけあった」という唯一勝利への道がインフィニティ・ストーンを全種類揃わせての半壊滅状態なんだろうけど、社長はストレンジの意を汲んでいそうな気もする。1年後の続きが激しく気になりますね。 凶悪なだけではなく故郷の滅亡を救えなかったコトを悔やんでいたり、自分と似たガモーラを想っていたりと人間的な面もあり、最後にはやりきった満足そうな顔といい「サノスは帰ってくる」といいサノスは主役感があったな。いいキャラですわ。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 9点(2018-04-28 01:05:57)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 41件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
000.00%
112.44%
212.44%
300.00%
412.44%
5512.20%
6819.51%
7717.07%
8819.51%
9614.63%
1049.76%
作品の標準偏差 2.01
このレビューの偏差値 54.94
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS