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《ネタバレ》 映画を観る時はなるべくネタバレを回避し見るのは予告編程度に留めてますが、MCU関係は特にそこら中でバラされるからイヤですね。ましてや日本は公開遅かったですしネット記事のタイトルも怖くてスルーしてたので疲れました。コレで心置きなく読めますわ。 予告であの高笑いとともに飛んで転がってくるパンプキンボム、あの触手型金属アームが伸びてきてドヤ顔で現れ挨拶するドクター・オクトパス、そして「全ての運命が集結する」と出てましたので「コレは大集合あるな」とは思ってましたが、本当に出てきた時は(マスクをしてますが)口開けてポカーンとしてしまいました。相変わらず合間合間に挟むギャグや小ネタが上手く3人ピーターのやり取りはニヤニヤものでしたね。それぞれのシリーズのヴィラン救済をしつつ、それぞれのスパイダーマン=ピーター・パーカー救済の物語にもなっていて、落ちていくMJをキャッチしたアンドリューには感涙モノでしたし、グリーンゴブリンをフルボッコにしたトムがトドメとばかりに振り下ろしたグラインダーを止めに入るトビーにもシビれました。オリジナルで演じていたウィレム・デフォー、アルフレッド・モリーナ、ジェイミー・フォックスが続投したのも大きかったのですが、トビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版を追ってきた人は特に満足できる内容だった気がします。おそよ20年間に渡ったスパイダーマン・シリーズの集大成としてよくぞ補完してくれたと思いました。 事の発端は子供じみた発想だったモノの、ほぼ全てを失ったトムは「大いなる力には大いなる責任が伴う」ことを理解し大きな成長を遂げた感がありました。逆にやらかし属性だった社長を次ぐストレンジはやらかしの後始末に苦労しそうですね。盲目の弁護士の彼も今後どうやって現れるのか気になります。マルチバースは嫌な予感しかしませんでしたがスパイダーマンの世界は素晴らしかったです。
【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 9点(2022-01-09 23:09:27)
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