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ソー:ラブ&サンダー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ソー:ラブ&サンダー
製作国
上映時間119分
劇場公開日 2022-07-08
ジャンルアクション,ドラマ,SF,アドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 配信ドラマは一切見てません。 MCUにおいてソーは両親と弟、親友、愛武器、右目、国民(半分?)を喪失し、サノスに勝ち逃げされ壊れてデブになりビッグ3揃い踏みでも見せ場がなくキャプテン・マーベルの出汁に使われる始末。最強格なのに常に割食ってるなあとしか思えませんでしたが、『エンド・ゲーム』で落ちるトコまで落ちての単独4作目なら大きな見せ場くらい欲しかったですね。第3作目『ナグナロク(邦題:バトルロイヤル)』をイイ感じにまとめたタイカ・ワイティティ監督なら軌道修正してくれると期待してましたがガッカリです。お得意なのか各キャラがやたら余裕ぶったコメディ調なのはいいのですが、ほとんどのシーンでそのままなのでクドいしスベり倒しているのに続いていてテンポも悪く飽き飽きしました。それでいて、ソーがソーであるアイデンティティを全て奪われてしまってるし、バトルも常に交互にふっ飛ばされるだけだし爽快感も感動もなかったです。 信じていた神に裏切られ神殺しになったゴアは暗黒舞踏やマリリン・マンソンのような既視感バリバリな見た目で新鮮味がなく、ゼウスは傲慢で怠惰な弱いデブで奪った武器サンダーボルトはただのイカヅチ型アイテムで誰でも持てるし、ムジョルニアに「守ってくれ」と願ったソーのおかげかソーの力を得た末期がんのジェーンは健康な体と力の引き換えにガン進行が早くなり亡くなるし、観てて楽しいことがなかったです。ガンズは好きでも嫌いでもなかったんですが昔の洋楽をかけまくる手法も選曲をハズすとダメだなって思いましたね。 『インフィニティ・ウォー』ではニダベリアの武器は「肉体も精神も砕ける」と言ってた気がした死ぬ思いで作ったストームブレイカーも監督したルッソ兄弟によると「誰でも持てる」と萎える回答。『エンド・ゲーム』でキャプテンがムジョルニアを持つ最高に盛り上がるところもファイギによると「ソーに気を使い持てないフリをしていただけで『エイジ・オブ・ウルトロン』でも持てた」ですからね。ただ打たれ強いタフな脳筋神様ってだけになっちゃってるけど、本当にソーをどうしたいんだろうって思いますね。何かを持ち上げるために使われる役回りばかりだし、毎度物凄い体に仕上げてくるクリヘムが不憫でしょうがないです。MCUもそろそろいいかなって気がしてきました。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 3点(2022-07-08 23:24:45)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 5.40点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
3320.00%
4320.00%
5426.67%
616.67%
716.67%
816.67%
916.67%
1016.67%
作品の標準偏差 2.12
このレビューの偏差値 44.67
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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