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素晴らしい。脚本、撮影、美術、音楽、俳優、すべてが下品にならず、上品すぎず一級のエンターテインメントになっている。唯一ケチをつけるとしたらモーツァルトのキャラクター描写が少し表面的なところか。しかしこの映画の輝ける主人公はエイブラハム(『スカーフェイス』でヘリから吊された人とは思えない)演じるサリエリなのだから、これでもいいのだろう。だったら題名を『サリエリ』にしろ?ごもっとも。しかしこれも天才と凡才の悲しき違い。それじゃあヒットしなかったでしょう。後世の映画の観客動員にも影響を与えるのも天才のなせる技なのだろう。サリエリがこの状況を見たら嘆くだろうか、それとも苦笑するだろうか?
【トマシーノ】さん 9点(2003-10-28 13:36:01)
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