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ドッグヴィル のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ドッグヴィル
製作国デンマーク
上映時間177分
劇場公開日 2004-02-21
ジャンルドラマ,サスペンス
レビュー情報
う~ん正直、一見の価値はあるけどもう一回観る必要は感じないだろうな~。この映画のテーマはそれほど新奇なものでは無いし、表現方法も特段独創的では無い気がする。“ドッグヴィル”は人間世界を象徴的にミニチュアライズしたもので、そこを外界から訪れるグレースとギャングのパパは超然とした存在のメタファーだと思う。グレースを“天使(善)”と言ってもいいし、パパを“サタン(悪)”と言ってもいいが、映画の中で親子として描かれるようにそれは表裏一体なのだ。そして村の中で唯一、神(あるいは悪魔)と村人(人間)の間を取り持とうと画策するトムは、人間でありながら自分は人間を超越していると考え、人々をコントロールしたがるタイプの人間(権力者、
聖職者、学者、映画監督 etc.)のメタファーの様に見える。これは寓話としては使い古されたネタだ。これを今やるなら、もっと現代的な舞台(例えば映画撮影現場やNGOとか)でやったほうが芸術としての意味もあると思うのだけど。
トマシーノさん [地上波(字幕)] 5点(2006-01-14 16:47:33)
その他情報
作品のレビュー数 185件
作品の平均点 6.53点
作品の点数分布
094.86%
131.62%
294.86%
321.08%
473.78%
5179.19%
62815.14%
73217.30%
83921.08%
92614.05%
10137.03%
作品の標準偏差 2.53
このレビューの偏差値 47.61
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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