| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 リドリー・スコット、映像は秀逸。オペラシーンなんか息をのむほど美しかった。メイスン・バージャーが登場するシーンで毎回「美しき青きドナウ」を背負ってくる所では、レスラーとかの登場シーンを思い出してちょっとヘン。ジュリアン・ムーアは良い女優だが、クラリス役としてはあまりにも強いイメージなので、ジョディ・フォスターの方が私としては好き。ポール・クレンドラーの扱いには少し同情。原作と違ってクラリスが脳を食しなかったというシナリオには賛成。アンソニーはここでも色んなアドリブに挑戦している。残酷なシーンで救いがあるように茶目っ気を出したとか言っていたが、あまりにも凄惨なシーンが多過ぎて、せっかくのアイディアもイマイチ。もっとヘンだったのが「キャンティと一緒に食った」というセリフ。キャンティには合わないよ~~。ただアンソニーの「じゅるじゅるっ」という音にはゾッとして、未だに頭にこびりついてるけど。監督の美しい映像に6点全部捧げます。
【ぱめらのどん】さん 6点(2003-09-29 12:12:52)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |