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《ネタバレ》 貞子系の概念でなく、「前世」という違う切り口から新しい恐怖を創り出している秀作だと思います。掘り返してならない事件を現代に蘇らせようとするあまり、昭和と現在が絡み合い、過去が復讐する。しかしそれは必然の出来事だった・・。全ての存在者が現在とリンクしたときは虚をつかれて驚きました。そして生き残りの母の最期の表情が何とも不気味。主演の優香自体も結構気迫のこもった演技で映画にのめり込めました。Jホラーはこの10年程に活気付きましたが、作品群に波が激しくこれからが心配だと個人的に思っていました。ですが、これからの製作者の意気込みで、きっちりとした「ジャンル」に命名される。波にも耐えられる。そんな期待を感じた作品です。頑張れ!
【ぶるぅす・りぃ。2】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-27 21:29:57)(良:3票)
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