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公開当時には、「犯人役の人の名前は絶対に言わないでください」という製作サイドからの要求があり、私は観ている時に一体誰なんだ!?とドキドキしてました。結局分かった時に、・・・・誰??この人??と思いました(ユージュアル・サスペクツの公開直後だったのでケビンのこと全く知りませんでした。実際映画雑誌にも、名を伏せる必要は・・なるコメントありましたし)。でも、それはあの衝撃のラストへの布石だったんじゃないかと思いました。ホントに衝撃的でした。この作品ってかなり評価高いですが、そのために公開後、時間が経過して観た人は、色んな先入観やら、衝撃のラストに対する用意を頭にインプットしているから、ラストが読めたとかそういうコメントになってしまうのではないかと思います(こればかりは言っても仕方ないのですけど・・)。色々書きましたが、それでも結局は、オチをどうのこうの語るのではなく、大罪による人生訓を問う作品だというのが恐ろしい。底知れぬ不気味な映画です。見る価値は絶対あると思います。得るものがあるかは人それぞれですが。
【ぶるぅす・りぃ。2】さん 10点(2002-06-24 22:59:24)
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