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街の灯(1931) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 街の灯(1931)
製作国
上映時間87分
劇場公開日 1934-01-13
ジャンルドラマ,コメディ,サイレント,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
古今東西いろいろな映画が生まれ、それぞれにさまざまな感動があると思います。けど、これほどまでに美しく、そして切ない感情に揺り動かされたことはありません。あの山高帽の紳士の、何が彼をそうさせるのでしょう?全編を通じて彼が繰り広げる笑い・涙・不安・焦り、たくさんの、本当にたくさんの感情の源は、そのすべてが彼女への無垢なる“愛”ゆえのことだったのです。人を愛するということの素晴らしさ、そして切なさを強烈に目の当たりにし、そしていくばくかの悲しさをたたえながら、それでもなお“見えている”ことの喜びを知って浮かべるラストのあの微笑み・・・・・・・・。その時の彼に寄せる私の思いは、憐れみでもなければ同情でもない。それに近い感情であることは確かだけれど、もっと崇高でむしろ憧憬にも似た懐かしさすら感じさせるものでした。…彼の心を知るのに、言葉はいらない。
かちょりきさん 10点(2002-09-14 14:27:37)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 199件
作品の平均点 8.41点
作品の点数分布
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342.01%
431.51%
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6136.53%
72311.56%
83517.59%
93919.60%
107437.19%
作品の標準偏差 1.73
このレビューの偏差値 55.30
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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