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キャラクターが生き生きしていて、笑いあり、ワクワクありの、二時間半が中だるみすることなく、あっとの間に過ぎるほど盛りだくさんで楽しませてくれる映画です。帆船が海を航海する場面のダイナミックな映像は、第一作で経験済みではあるけど、やはり格好良いです。音楽は重厚でワクワクする響きがあります。主人公が、まるでマンガのように危機一髪になり、ばかばかしい展開で切り抜けます。まさに娯楽映画の王道です。
しかし、娯楽作としてちょっといただけないのは、タコ船長の家来の外見がグロイこと。また、横からワッと脅かすような場面があることです。また、イベントを詰め込みすぎて、映画全体の落ち着きが足りません。そして、この後どうなるのって終わり方で、映画が終わっての爽快感もちょっと足りません。男二人と女一人の主人公とか、恋愛模様とか、映画の続き感を含めて、スターウォーズの第二作にすごく似ていると思いました。第三作が来年の5月らしいので、待つのが長いです。 これから見に行く方へのアドバイスとしては、必ず第一作を先に見ること。エンドクレジットは最後まで見ることです。というより、エンドクレジットの途中で立っちゃダメでしょ。また、東インド会社についてちょっとだけ予備知識を増やしていくと時代背景が楽しめると思います。フライング・ダッチマンと云うのも古典的な幽霊船の話を踏まえているようです。 【カオナシ3号】さん [映画館(吹替)] 7点(2006-07-31 19:44:52)(良:1票)
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