| 作品情報
レビュー情報
ゴジラ映画として異質である、不満が多いというのはある。
ただこの映画、成立過程がゴジラ映画ではなかったのだよね。 当時東宝がキングコングの映画化権をレンタルしていて、それゆえ「キングコング対ゴジラ」「キングコングの逆襲」そしてテレビアニメ「キングコング」が製作、または放映されたのだけれども、この「南海の大決戦」も、本来はキングコング映画として企画され、脚本段階まではコングで描かれていた。 それがクランクイン直前でゴジラに差し替えられた経緯がある。 そういう前提で観れば、ゴジラの数々の奇行も納得がいくはず。 「南海冒険青春物」として見た場合、東宝の黄金シリーズクラッシャーの異名を欲しいままにしてきた福田監督としては、佳作の範疇に入る。 【柿木坂 護】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-16 00:25:34)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |