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《ネタバレ》 有名な映画だからあらすじはだいたい知っていた。さてどんなアプローチでみせてくれるのかと期待していたが、どうも思っていたのとは違っていた。
胃がんで余命が無いと知り、遊びほうけたり若い女の子の生命力に魅せられるのはいい。そこまでは自然に共感できる。だがどうしてそこからいきなり公園建設の使命に目覚めたのか、その辺りの描き方が不充分。まあ、遊んでいても空しいだけ、誰か人のために命を尽くそうってことなんだろうけど、そこが一番肝心なところじゃないだろうか。気づいたら早々と主人公の葬式になっていて回想で振り返る脚本もあまり的を得ているとは思えない。 あと、黒澤映画で思うのは字幕が必要だと言うこと。映画が古いせいなのか俳優の活舌が悪いせいなのか本当にセリフが聞き取りづらい。これでは内容が充分に入ってこない。映画関係者には是非一考をお願いしたい 【イサオマン】さん [地上波(邦画)] 5点(2024-01-12 16:26:35)
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